長らく続いた「菜っ葉の顔も~」も、ようやく今回で最終回を迎えることと相成りました。
(【本当に?】とか突っ込んじゃダメです)
黒で挑んだときと同様、スキルは真っ白しろ。特に神聖なんかやっと3桁に毛が生えた程度の数字で一抹の不安がよぎります。
それでも、もういい加減70の壁を突き破りたい!
この執念ともいえる一念で、装備を選び抜いて準備を進めます。
はい、白AF一式を揃えたからといって、そこで気を抜くエメ太郎ではござんせん。
事ここに至るまでのマート戦2回で、タルタルがどれだけ柔らかく、繊細な種族かということはイヤというほど思い知らされております。
(黒は白よりさらに柔らかい、という事実もありますが)
特に今回は専守防衛。
いたいけなタルタルに猛攻をしかけてくるマートの魔手をかいくぐり、ひたすらケアルで乗り切るという戦法です。
白魔道士の限界突破クリア条件は
「マートのヘイトリストに乗ってから5分間生存していること」。
かつて、エメ太郎がこの限界に挑んだときは
「ケアル回復量の総計」であるとの、まことしやかな噂が流れていたものですが、どうやらヴァナにおける都市伝説だったようですね。
エメ太郎の時は一応、一発で突破できたものの、緊張のあまりプロシェルをかけ忘れて抜刀、そのままマートに突っ込んでいくというアホなことをしておりました。今から考えるとよくまぁ突破できたものだと思います。
(実のところ、最後の方はHP・MPともカツカツで、次に殴られたら戦闘不能、という状態だったので、
「あー、こりゃ負けたわー(-"-)」とコントローラを放り出して手元にあった本をぱらぱらめくったりしていました。
ふと画面に目を戻したときの、爺の「参った」というログを目にしたときの驚きといったらまぁ……(笑))
太郎と違い、菜っ葉には殴り臼的な行動はほとんどさせてなかったので、勿論鈍器スキルも純白。当然、マートとどつきあいをするなんてことは論外です。
とにかく耐える!
あまりエメ太郎の性分に合った戦法ではありませんが、菜っ葉で勝つにはこの方法しかないのです。
このため、殴られるための準備(涙)を入念に行いました。

土杖は勿論HQ。
そして防御力+10のファランクスリングを購入。
(リングはマート戦の後速攻叩き売りましたw)
あとはHPを増やす装備として、太郎のお古の
闊大の外套(防5 HP+30 MP+30)&
血玉の指輪(防2 HP+50 MP-10)。
血玉の指輪といえばボストーニュ監獄に出るリーチNMの戦利品ですが、これはナイズル島探索の鑑定で出た当たり品。
当たりといっても今ではそんなに人気の品ではないのか、誰も欲しがらなかったので菜っ葉で頂戴したのですが、大事に保管しておいて良かった! 70以下で装備できるHPブースト装備って、限られている上に性能の良いものは限界のためだけに購入するにはお高いんですもん;
その後も長く使うようなものなら太郎の持ちギル全投入しても購入してましたけどね?
そして食事。
これは地味ですが、エメ太郎のときにもお世話になった
「ゆでがに」(30分 VIT+2 防+27%(上限50))を用意いたしました。
いえ、ただのゆでがにではありません。
わざわざ調理倉庫を起動して用意したHQ
「ボイルシザー」!
※写真は「おてて」より流用。
ほんのちょっぴりとはいえ、HPもMPも増えますし、VITが+2から+3になるのは気休めにしても、防御力のパーセンテージキャップ増加はあなどれないものがあります。
ほかにも色々考えたんですけどね……。
殴るわけでもないので、スタンダードにこれにしときました。
そして三度、マートのもとへ!

……二度も敗北したヘタレ(泣)にまともに相手をする気がないのか、失礼にも背を向けたまま「証もってこいや」とぬかすマート爺。
前もって用意してきた「偉大な白魔道士の証」をその後頭部投げつけて、バルガの舞台へワープさせます。
ギデアス奥地にあるバトルフィールドは、黒のときと違って明るく、開放感があります。
「うん、今日は勝てる気がする!!」
根拠はないけど、なんとなくそんな気持ちが沸いて来て、エメ太郎でのときのことを思い出しながら、もう一度、最後の装備点検を行います。
「装備よし、強化よし、心の準備よーしっ!」
ってなわけでBFに証をトレード。

エメ太郎の限界突破時にはなかったリポーズと、ハートオブソラスによるストンスキン付きケアル。
スキルが低かったのでリポーズにはあまり期待していませんでしたが、菜っ葉の虚弱体質に対しては、このハートオブソラスでのケアルがなんとか補ってくれるだろうと思っていました。
怖いのは詠唱中断のみ。
BFに入るまでは
絶対にアクアベールを切らさないようにして、ケアル&ストンスキンを繰り返して5分を乗り切る、という超消極的な戦法で行こうと考えていたのですが、ふと思い立って
「ダメもとでもいいから寝かしてみるか」と、バニシュガでマートのブリンクを消してから光杖を背負ってリポーズを詠唱。
……と、
寝たよ! しかもスキルも上がったよ!(笑)
※SS参照
せっかく寝てくれたのに起こして殴られるのも勿体無い話。
リポーズはストレートに入っていれば90秒眠っていてくれるはずなので、これをうまく使わない手はありません。即座にマートから離れてBF入口へ向かう菜っ葉。
マートの目が覚めても、離れていれば追って来る時間も稼げようというもの。姑息と言わば言えばいい!(笑) 勝てば官軍なのさっ!( ̄▽ ̄)
目が覚めて一直線に菜っ葉を追っかけてくるマート。
フラッシュするとそのまま入ったので、続けざまに再度リポーズを叩き込みます。またも素直に眠ってくれるご老体。
その繰り返しで5分が過ぎ去り、事前に用意したハイポもバイルエリクサー+1も一切使わず、菜っ葉は勝利を収めたのでありました(笑)。
ビバ! リポーズ!
ビバ! ソラスケアル!
昔から白魔道士は簡単と言われていましたが、上記2つの実装により今ではさらに簡便になった限界突破。こんなことなら黒魔での突破にこだわらず、最初から白にしておけば良かったと思ってしまったほどでした。
意気揚々とマートのもとへ戻って、改めて勝利宣言。
レベル70の限界突破はあまりにも昔すぎて、エメ太郎はそのイベント内容もほとんど覚えてませんでした。
今はもう、「星の輝きを手に」での限界突破を済ませてしまった人がほとんどだとは思いますが、「まだだよーん」という人のためにも以下はたたませていただきます。
「そんな人いまさらいないだろう」と思うかもしれませんが、私より長くプレイしてる人で、最近ようやくAF1を着られるようになった、という人も実際にいたりしますので、一応の配慮はしておきたいな~なんて思うわけです。
SSをclickすると拡大してログが読めます。

手合わせにより、相手の力量を見極めたマートが語る昔語り。
限界を越えたばかりの頃は、ただ単に流し読みして
「ふーん」としか思わなかった内容も、様々なクエストやミッションをこなした今では、より感慨深く感じられます。
かつて、のどかで小さな漁村だったジュノ。
そんな小さな村を愛していたゆえに、不自然なほど急激な成長をしていく様に不安を抱いたマート。
(話の中ではマート自身のこととは言ってませんがバレバレです)

話の途中で突如登場する裸医師モンブロー。
真面目な話が台無し……とまでは言わないけど、この人が出てくると緊張感がなくなる気がするのはエメ太郎だけでしょうか。
医者なら白衣だろう、白衣。
(眼鏡着用とまでは言わないけど)
なんでいつも下着姿で闊歩してるんだろう……自慢? 腹筋の自慢か?
まぁ、順当にプレイしていれば、初期プレイヤーにとってはこの辺がジラートやプロミ等のミッションへ向けての布石だったのかもしれませんね。
マート
「ワシはおそらく真実を知ることはできぬだろう。
それには少々歳を取りすぎた」
いえいえいえいえ、大丈夫です。
アナタ、エメ太郎にそう言ったときから5年以上経ってもピンピンしてますからっ!
冒険者がひっきりなしに訪れるその場所で、アナタが気になさってる「二人」のことはもちろん、異界の口やら、禁断の口やら、メイジャンモーグリやら、最新情報いち早く入手できてますから!
おかげで我々もアナタが某タルタルの下僕だということも知ってしまったのですが(笑)。

あ、某タルタルといえば。
菜っ葉はその後順当に限界をこなし、先日その某タルタルの手を借りて、レベル90のキャップを破るクエストを終えました。
本当はそれ以前のLv.80~90までの節目にあたるクエストもそれぞれ書きたかったのですが、可愛い菜っ葉がプリったり、植え込みに突っ込まれたりする姿を見るのは正視しづらいものがあったので、写真などに残せるはずもなく。
泣く泣く諦めました……
(遅筆だから書けなかったとかじゃナイヨ!)
これまではレベルを上げを優先にメリポも振らずに来ていた菜っ葉。
デヴォージョンはおろか、プロシェルも4止まりで少し肩身の狭い思いをしていたのですが、90のキャップを越えた際、20のメリっトポイントがあったのでようやく最低限必要と思われるものにメリポを振ることができました。

まずはプロシェル。
それからエメ太郎に比べてあまりにも遅いケアル詠唱速度を少しでも早くするために「ケアル詠唱時間」に。
(先日、菜っ葉で乱獲に参加したんですが、ケアルに限らず様々な魔法詠唱が遅くて非常に使いづらかったです; この辺は今後必要に応じて装備等揃えていきたいと思います)
白に関してはほぼエメ太郎と同じ振り方になると思います。
ステータス等はまったく違ったものになると思われますが……。
そして現在、菜っ葉もLv.95になりました。
あとは最後の限界を残すのみ。
首やん、待たせたなっ!(笑)
黒や、召喚士(召喚獣取得)のための各国名声あげにも力を入れたいところですが、エメ太郎の方で少々やることが増えてしまったので、菜っ葉については限界を済ませたらしばらくここで小休止ということになりそうです。
それでも、70の限界突破からこの小休止にまで来られた喜びを、今は素直に噛み締めたいと思います。
やったーっ* ゜ + 。・゜・。・ヽ(*´∀`)ノ もぐもぐ
「菜っ葉の顔も三度まで」 完
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