2012年スケートシーズン開幕。
 グランプリシリーズの第1戦アメリカ大会(10/19~10/21)が終わりました。
 結果は、男子シングルの表彰台を日本勢が独占www
 いや~、海外の試合で1位、2位、3位と日の丸が並ぶのは気分がいいものですな(笑)。
 ※写真はAFP BBニュースより転載。
  アメーバとかではブログに転用が認められているのですが、何故かNinjaではダメなので、もしかしたら削除要請くるかもデス;
  その場合は通告があり次第、転載写真は削除いたします。
 (中央:1位小塚くん、左:2位ゆず救命丸(羽生)、右:たっちゃん(町田樹))
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 「小塚が逆転優勝、日本勢が表彰台独占 スケート アメリカ」
 しかもSP(ショートプログラム)では、昨年
「皆殺しロミオ」(笑)の異名を取った羽生結弦くんが、アメリカ大会史上最高得点の95.07点を叩き出し、1日目でいきなりベテランの小塚くんをぶっちぎって1位に躍り出ました。
 ※マジな話、検索ワード「皆殺しロミオ」でググると羽生くんが出てくるので興味のある方はお試しください(笑)。
  迫力ある演技なのでそう言われちゃったんだと思うんですが、選曲はね……サントラ持ってる人ならあの命名は違和感あると思います……(私もその中のひとりだったりする)。
 この「歴代1位」についてコメントを求められたとき、本人は至って冷静で「今はいろいろルールが改正されて、後半のジャンプの加点が1.1倍になる等(自分にとって)良いように働いたこともあるので、(過去の人たちと比べると)あまりフェアでない歴代1位なんじゃないかな、と思います」と発言。
 
ゆずっちSP http://skating.livedoor.biz/archives/51814889.html ←完璧でした!
 ほんとこの子は謙虚というか、礼儀正しい、ええ子やな~と思います。
 (アンチのバッシングで「気分屋」とか「上辺だけ」とか色々言われてますが、まだ17歳の子供だもん。ムラがあったって仕方がないじゃないか、と思います。リンクに入るときと、退場するときは必ず一礼を忘れないし。……ファンには悪いですが、うがいした後の水をリンクに吐き捨てたマヨロフくんより余程礼儀正しいさね)
 しかし、翌日のフリーでは転倒に次ぐ転倒;
 あまりの失敗の多さに、途中心が折れたのか、同じようにジャンプに失敗したたっちゃん(町田樹)と違ってすぐ起き上がらなかったり、演技が一瞬止まってしまったり、前日の小塚くんとは約10点差をつけて優位に立っていたはずなのに、蓋を開けてみれば小塚くんに18点差を付けられて2位に転落;
 
(ゆずっちFS http://skating.livedoor.biz/archives/51815064.html )
 この辺はやはり小塚くんのベテランの安定度が成せる技と申しましょうか、積み重ね……経験値の差がモロに出た感じでした。しかし小塚くんの滑りは相変わらず品がいい……
 
小塚くん SP http://skating.livedoor.biz/archives/51814888.html
   FS http://skating.livedoor.biz/archives/51815063.html
 そして今回特筆すべきはたっちゃんこと町田樹。
 昨年に比べるとものすごい成長を遂げたように思えます。
 ジャンプのキレも良く、スピードもあってばっちり。
 女子が良く選ぶ演目の「火の鳥」でのFS(フリー)でしたが、転倒にも関わらず、フリーだけならゆずっちを抜いて2位となりました。
 
(町田樹FS「火の鳥」 http://skating.livedoor.biz/archives/51815067.html )
 昨年たっちゃんを見たときは髪の毛はぼさぼさだし、滑りもいまいちで
「なーんか野暮ったい子だなぁ」と思っていたのですが
(町田ファンごめん……)、今年は髪の毛もすっきり、体も絞ってきたのか、とにかくスピードがあるある。まだ荒削りだけれど、昔の高橋を見た気がしました。
 ……うん、まぁエメ太郎の好きなジェレミー・アボットが悲劇的までのミスを繰り返して前日3位から8位に転落した故の入賞だったんだけどね;
 ジェレミー・アボット。
 人柄が良くて穏やかなアメリカン。
 ちょっと本番に弱くて、ムラっけのある彼ですが、NHK杯などで日本のファンにとても丁寧にファンサービスをしていたり、かつて’80年代~’90年代に活躍した女子シングルスケーター佐藤有香コーチに師事するなど、表現力やメンタルの強化に努めていた彼……
 フリーは酷すぎた……Orz
 前日のSPで、たっちゃんより約2点先行していたので
「あー、こりゃ1位がゆずりんで2位が小塚、3位がアボットかなー」なんて予測してたんですが、転倒2回
(これだけならまだいい)、トリプル飛ばなきゃいけないところがダブルになること数回;;
 プログラムの内容は良かったと思うんですよね。
 曲はエメ太郎の大好きな「レ・ミゼラブル」の「彼を帰して」。
 
※数あるミュージカルの中で鹿賀丈史さんがジャン・バルジャン役やってる時は10回以上観に行きました!
  首やん、今年の冬に映画化されるんだけど、ミュージカル映画嫌いじゃなかったら一緒にいこー!
 「おー、いい選曲じゃーんw、今回はジャン・バルジャンかー」と思って見てたら……もう上記の体たらくで;;
 
(アボットFS http://skating.livedoor.biz/archives/51815086.html )
 静かな中にも力強いアピールがあって大きな見せ場になったと思う……ようなところでコケましたからね;
 地元アメリカってこともあって気負いがあった?のかもしれませんが、演技終了後、一生懸命泣くのを我慢しているようなアボットに、励ますような拍手がかかって、それでまた泣きそうに……
 もうね、
(結果的に)町田を3位にしてくれたのはありがたかったんですが、なんかもうかわいそう過ぎて、ポン酒一升瓶持ってって
「飲め! そして忘れろ! 次で頑張れ!」って言ってあげたかったですわ。見ててほんとに気の毒でした……
 このアボットのフリーのボロボロ具合もあったと思いますが、日本の表彰台独占は、高橋やパトちゃんことパトリック・チャンが出場してなかったこともあると思います。
 高橋がいればおそらくたっちゃんの入賞はなかったと思いますし、パトちゃんがいたら1位or2位がパトちゃんか高橋、そして3位に小塚くん、といったところだったんじゃないでしょうか。
 それでも、快挙は快挙ですね!
 ちなみに女子の方は日本人は今井遥ちゃんしか出場しておらず、結果は総合5位。
 エキシビジョンとあわせてまだ見てないのでなんともいえませんが、5位ならまぁまぁの成績といえるでしょう!
 さて、次はカナダ大会。
 怪我で欠場していた織田(信成)が帰って来ますね。
 果たして復調できているのか、そこが焦点です。
 まぁ、私は織田より高橋が見たいんですがね。
 カナダ大会には出ないらしいw
 ところで今シーズンから取り入れられた「グラフィックシークエンス」とやら。
 ……これまでの「ステップシークエンス」とどう違うの??? と、いまいち理解できてないエメ太郎。
 誰か他にスケートファンいたら教えて……!
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