かつて、前々鯖にいたころ。
素材取りと合成だけしつつ、ヴァナをふらふらしていたエメ太郎。
ある日、白AF2・レリック胴(クレリクブリオー)に一目惚れしました。
しかし、空LSやらHNMLSやら、大人数の活動LSに所属するのは敬遠していたので、縁がないものと諦めて他人様が着ているのを
「いいな~、可愛いな~(//▽//)」とヨダレをたらすのみに留めておりました。
(手伝いとかで大規模コンテンツのLSに参加したことは何度かあったんですが、結構ギスギスしたところが多かったので、そういうのがとても苦手だったのです^^;)
そのヨダレが一筋の流れとなって川となり、海になるころ、縁あってとても居心地のよい裏LSに出会うことができ、時間はかかったものの念願のクレリクブリオーをゲット。
胴どころか、クレリクアタイア一式をそろえることが出来てしまいました。
(……ちなみに胴が取れたのは、例によって一番最後でした。恐るべしエメ太郎ジンクス)
←少し若い頃のエメ太郎(笑)。
(見た目一緒だろう、というツッコミはさておき、SSの画質が良くないのは前のPCのグラボによるものか、はたまた撮影ソフトの違いによるものなのか。……って、あんまりこういうことは書かない方がいいのかな;)
当時の限界(マート戦)を超えてからは、あまり積極的にレベリングに行かなくなっていたエメ太郎でしたが、この装備をフルで着るために頑張って白をカンストしたのも、今では良い思い出です。
現在こそ75以上のジョブは黒と赤がありますが、当時は白しかなかったので、クレリクアタイアが揃ってからは特に欲しい装備もなく、「(裏)やめてもいいかな~」とも思ったのですが、LSの雰囲気が良く(問題がまったくなかったとは言えませんが)参加していてとても楽しかったので、そのまま続けておりました。
(1貨幣流しでしたので金策にもなって一石二鳥でした。)
そんなある日、ふと「イージスを間近で見てみたい」と思い、フレで一緒に裏に参加していた首族のナイトくんに言いました。
「You、イージス作っちゃいなyo!(o≧ ▽゚)o」
言われたナイトくんは、最初こそ
「イヤです」「ムリです」「リアル死にます;」と全面抵抗の構えを見せていましたが、裏LSのリーダー
(おおらかでノリが良くていい人でした)に根回しをし、アマルテアなめし革(イージス第一段階目の素材)のためにエメ太郎が
“NMアマルテア討伐隊”を組織して、皮をなめすための職人まで手配するころには抵抗を諦め、泣きながらイージスを作る決意を固めておりました。
残念ながら、その後ほどなくエメ太郎はリアル都合により長期休止に入ったため、ナイトくんのイージス完成を見ることなくヴァナを去ったのですが、人づてに「凄い早さで完成させた」と聞いております。
“ナイトくんにイージス作らせよう包囲網”を築いていたときは、裏LSのリーダーに「あんた鬼だwwww」とお褒めの言葉を賜ったものですが、一応「金剛不壊の証」と「神楯の欠片」、「プシュケー」を揃えるところまでは手伝ったので、ナイトくんに血涙を流させた罪はもう時効になっていることでしょう(笑)。
当時の証と欠片は、今の裏と違って取得難易度が格段に高かったですし、時間もかかりましたしね。
彼のイージス作りが二段階目か三段階目かに差し掛かったころ、こう尋ねられたことがありました。
ナイトくん 「太郎さんは、自分でミョルニル持ってみたいと思ったりしないんですか?」
エメ太郎 「思わなくはないよ~」
ナイトくん 「じゃぁ自分でも作ればいいじゃないですか」
(自分にだけ苦労させないで……とかなんとか言ってたような気がする)
エメ太郎 「いあ、作れるなら作ってもいいんだけどさw」
ナイトくん 「じゃぁ……」
エメ太郎
「やだよw だってめんどくさいじゃんwwww」
その後、裏LSでのエメ太郎の呼称は、「鬼」から「悪魔」「魔王」にランクアップいたしました……。
そして時は流れ、現在。
ことの始まりは裏のリニューアル後から、マイペースでギャッラルホルンを作っているシズさんの一言でした。
「ボクのカバンに片手棍のトリガーが流れてきてるんですが、エメ太郎さん使いませんか?」